オカルトと論理の交錯

相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社、2019年) ★★★

霊媒師・城塚翡翠と作家・香月史郎のコンビが難事件に挑戦する物語。翡翠による超自然的問題解決の提示と、香月による合理的に納得できる論理への置換によって、犯人が捕縛される。最終章にどんでん返しがあるので、慎重に読み進められたし。文章は読みやすく、伏線回収もバッチリ。

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠

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